今の職場を辞めることで気持ちは軽くなり毎日の生活が楽しくなります。
けれど、「辞めたい」と伝えるための理由は本音では伝えにくいですよね?
実際、私は「パワハラだと思いました」こう伝えてしまい3ヶ月近く退職日が延びてしまいました。
では、どんな理由なら希望する退職日に退職できるのか気になりませんか?
そこでこちらの記事では確実に辞められる退職理由の例文を紹介します。
この例文を使い、得られるのは「安楽な生活」です。
もう嫌な職場のことで悩まなくても良くなるのでぜひ参考にしてみてください。
それではいってみましょう!!
退職理由の例文
紹介する例文は大きく分けて3つあります。
- 家庭よ事情(プライベート)が理由
- 体調面、収入面の理由
- 転職したいという理由
この3つです。
それぞれで例文がありますので紹介していきます。
家庭の事情(プライベート)が理由
職場にプライベートなことがあまり知られていない場合は効果絶大な理由となります。
しかし、職場が自分の地元だと利用できる例文ではありませんのでそういった方は他の例文をご活用ください。
彼氏(彼女)と結婚することを前提に同棲することになりました。
ですが、遠距離でして、彼氏(彼女)のいる(都道府県名)に行かなければ行けなくなってしまいました。
そこから毎日こちらに通うのは大変なので、退職させてもらいたいです。
彼(彼女)には仕事のこともあるので、2ヶ月の準備期間が欲しいことは伝えているので、今日から2ヶ月後の〇月〇日をもって退職させていただきたいです。
「彼氏(彼女)がこちらに来ることは出来ないのか?」という質問をされた場合
里帰りの時や今後の育児のことも考えて実家が近くの方がいい。という話し合いになりました。
これで受け流せます。
かなり急な話しとなってしまうのですが、実家の内々の事情で引越しする事になってしまいました。
理由をお話ししたいのですが、かなり複雑な状態でして、お話しできないんです。
引越し先は(都道府県外)に行くのですが、そこからこちらに通うことは難しいので、退職させてもらいたいです。
仕事のことなども実家では理解していますので、引継ぎ期間なども考慮し2ヶ月後の〇月〇日に退職させていただきたいです。
職場には自分の住所等も知られていますので地元であれば上記の例文は利用できないことがほとんどです。
かなり突拍子のない話しになりますが、どちらの理由も職場側は無理に退職を止められない理由ですので確実性はかなり高いです。
キーワードで使用してもらいたいのが「引越し(都道府県外)」です。
引越ししなければならない理由を考えて利用できれば引き止めはかなり難しくなりますので、ぜひご活用ください。
体調面、収入面の理由
私のように引き止めもなく、スムーズに退職できていた同僚が利用した理由が、
- 体調面
- 収入面(他業種への転職)
の2つです。
1人は子供が産まれ、収入面に不安があり他業種(ハウスメーカーの営業)への転職と腰痛が悪化し、介護職を続けるのに不安があったことを理由としていました。
もう1人は自宅から車で1時間ほどの通勤距離で夜勤明けに居眠り運転をしてしまったことがあり、自宅から近い勤務地に転職することを理由にしていました。
どちらの理由も引き止めるには少し重い内容となっており、スムーズに退職できた例となります。
上記の2パターンから考えられる例文も紹介します。
こういった理由も引き止めを間逃れることができます。
他業種は力仕事ではないものを例に出しましょう。
移乗介助や入浴介助の時にも腰が痛く、このまま介護の仕事を続けていける自信がありません。
介護職以外で勤務時間がバラバラにならない仕事への転職を考えていますので退職させてください
どちらも他業種への転職を決めており、引き止めることは難しくなっています。
転職したいという理由
プライベートな理由は引越ししないのであれば嘘をつくことになります。
体調面、収入面の理由では介護職を続けるつもりであれば私の例文は嘘になります。
辞めたいけど正々堂々辞めてやりたい
そのように考えている方の方が多いですよね。あなたもその1人ではないですか?
そんな方は、既成事実を作ってしまうことをおすすめします。
1番簡単な事実作りが転職活動をしているというものです。
転職を考えていて現在活動しています。今後キャリアアップを考えているのでそういった制度が充実している施設(事業所)が見つかりましたので退職させていただきたいです。
施設名を出してしまうと引き止めの原因となったり、相手側に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
必ず伏せるようにしてください。
既成事実作りのためには、転職先候補を探さなければいけません。
どうせならホワイト施設(事業所)に転職したくないですか?
必ずホワイトを見つけられる転職エージェントランキングを記事にしていますので、転職先が決まっていなければこちらを参考にしてください。

転職先も決まっているという方は、今回紹介した例文と合わせて使うと効果絶大なのでこちらの退職日を引き伸ばされない方法を解説した記事も参考にしてみてください。
退職理由を伝える時に気をつけたいこと
本来は退職願を提出するとその2週間後には退職できます。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:e-GOV 民法第627条
しかし、勤め先には就業規則があり、その中には退職についても記載されています。
就業規則には大抵、2ヶ月前に退職を申告するようにと記載がある場合が多いです。
注意して欲しいことは、就職先が決まっている場合です。
〇ヶ月の部分を転職先の就業日の前日にすることを忘れないでください!!
この調整を失敗すると、国民年金の支払い義務が発生しますので、注意が必要です。
質問された時に気をつけること
お節介な人は
「え?大変だね」
「どうしたの?相談に乗るよ」
など突っ込んで聞いてこようとする人もいるかと思います。
- プライベートな事なのでお話しできません。
- 詳しい話しは控えさせてもらいます。
このようにキッパリと話しましょう。
- 申し訳なさそうに話すことが重要
- 余計なことは話さない
隙があるとツッコまれる可能性があるので、必ずキッパリと遮断するようにしましょう。
退職後に会ってしまった時の対処法
例文を使い、退職した時の対応策です。
全て白紙になりました
以上です。
もうツッコめませんね。
- 結婚が白紙に
- 引越しが白紙に
- 他業種への転職失敗
あとは、相手の想像力で勝手にカバーしてくれるのでどうにでもなります。
ただし!
余計なことは絶対に言わない!!
ただ、白紙になった。
それだけで十分です。
退職代行を検討しなければならない場合
注意したいのはどんな理由を告げても威圧してくる場合です。
- お前は介護職しかできない
- どこにいっても通用しない
- お前の技量では腰が痛くなるのは当たり前だ
- 休みにしっかり休まないからだ
- 他の業種の人が雇ってくれる訳がない
こんなことを言ってくる場合は絶対に辞めさせてくれない可能性もあり、時には裁判を起こすと脅すこともあります。
ここで確認ですが、退職というものは労働者の権利です。
退職の自由
期間の定めのない雇用の場合(民法第627条第1項)
労働者には「退職の自由」がある。そのため、退職を希望する労働者は自由に退職することができ、退職の意思表示から2週間が経過すると雇用関係が終了(=退職)する。引用:日本労働組合総連合会 労働相談Q&A
辞めさせてもらえないとなれば退職代行サービスを利用することも選択肢の1つとなります。
- 話しを聞いてくれない
- 脅される
- 何度も流される
実際に私が体験したので断言出来ますが、介護業界って上記のようなことが退職時に普通に起こります。
たがら退職代行は他業種よりも介護職の利用率が高いんです。
こちらは介護職が退職代行を使うデメリットも紹介!!最適解となり得るか解説した記事です。
退職代行についても学べる記事にもなっていますのでおすすめです。
退職理由を本音で伝えた場合
私は本音で辞めたい理由を話しました。
パワハラだと思いました
このように面と向かって言いました。
が、
そこからは辞めるまで3ヶ月ほどかかりました。
とにかく引き伸ばされました。
絶対に引き伸ばされたくない方には参考となる記事ですので紹介します。私の実体験もあり!退職を引き伸ばされない方法を解説しています。
私が辞める!!となった理由や流れも記事にしていますので読んでみてください。
上司からは「俺の顔を見るのも嫌でしょ?」とのことで
と答えたら最後の半月は夜勤専属で勤務。
何故か事務主任からは「見捨てるの?」と言われ
と答えたら、「そんな人だとは思わなかった」と人格否定をされる始末。
退職理由を本音で話すと、数ヶ月に渡り最悪な気持ちで仕事を続ける羽目になります。
普通に嫌ですよね…
ですので、自分の精神衛生上、本音での退職理由はオススメしません。
あの時の私に戻るのなら、
そう伝えたいです。
退職理由は嘘でもいいのか
私自身の考えではいいと思ってます。
例文では、
- 結婚を前提に同棲
- 実家の内々の事情
- 身体的にキツいから他業種へ
結婚や家庭の事情は後になってからバレるのではと思うかもしれませんよね。
バレたとしてももう退職しているので責められたりといったことはありません。
身体的な理由で他業種への転職と言った場合も、
その後で介護職が向いていたのでそちらに再就職しましたと言えば問題ありません。
前向きな理由でと書いてある記事もたくさん見かけますが、
ブラック施設(事業所)の上司がそれを理由に退職を後押ししてくれる可能性の方が少ないです。
もしも、嘘を言うことに抵抗がある場合は、
- 一身上の都合と押し切る
- プライベートなことなので控えさせてもらう
こういって話すことでも辞めることはできます。
精神状態の安定を最優先に
ウソの理由ってほんとにどうしようもないですよね?
さいてーだな
ウソつきで最悪
この記事書いてるヤツやばい
って思いましたよね?
ですが、ほんとに追い詰められていたら、
そんな事どうでもいいです!!
命に関わります!!
私は自家用車で通勤していたのですが、
今事故を起こせば
仕事行かなくていいんだ
実際、私は毎日そんな事まで考えるようになっていました。
こうなってしまうと、時間の問題です。
自分を救えるのは自分だけなんです。
- 心が壊れてしまう前にとにかく早く!
- どんな理由でも辞める!!
- 逃げちゃだめ?いや!今すぐ逃げるべき!!
自分を守るための正当化か!
思われてもいいんです。
どうしても自分を責めたくないのなら、この記事を書いた私のせいにしても構いません。
どうにかして逃げてください。
同じ思いをしているのなら、私はあなたを責めたりしません。
逃げに全力を出しましょう!!
おわりに
かなり強引な話しとなってしまいましたが、
円満に退職するには、
会社側の努力ではどうにもならない理由
を提示して退職の方向へ持っていくしかありません。
このご時世で引越しというワードはなかなか使いづらいかもしれませんが、絶対に効果は抜群です。
それが、結婚や家庭の事情による引越しとなれば、会社側は何も言えません。
結婚や家庭の事情だと言いにくい方の方が多いと思いますので、他業種への転職を決めている。というような言い方もあります。
この場合もすんなり退職まで進めるかと思います。
他施設でキャリアアップできる可能性がある転職を理由にして退職するのも効果的です。
事実とは異なり、ウソをついたことで、罪悪感はあるかもしれませんが、
自分の心を守るためには必要だった。
と割り切り、
新天地で活躍できるように
次に備えていく必要があるので
クヨクヨせずに突き進みましょう!!
では!!