辞めたいという気持ちが先行しやってしまいがちなのがこちら。
これではほぼ100%引き止めを食らいます。
せっかく勇気を出して辞めると伝えても引き止めを食らい、そのままだらだらと何ヶ月もそこで働きたくないですよね。
私は急に退職を申し出て、そこから3ヶ月働きました。
仕事のモチベーションも上がらない…
あれほど最悪な状況はありませんでした。
これを読んでくれている方にはこんな思いをさせたくありませんので、引き伸ばされない辞め方をお伝えします!!
就業規則を守る
辞める理由をハッキリさせる
この2つに必ず気をつけてください。
私の実体験(失敗例)も交えて解説します。
それではいってみましょう!!
- 自分から退職を伝えられそうにない
- うちの上司は絶対に聞いてくれない
そんな方には退職代行サービスがオススメです。
介護職の視点で退職代行を徹底解説した記事です。
介護職の実績がある退職代行サービスも紹介してますよ!!
引き伸ばし引き止められない伝え方
まず、冒頭で記載したように、気をつけなければいけないポイントがあります。
就業規則を守る
辞める理由をハッキリさせる
この2つです。
どんなにブラックでも
- あなたはそこで働き
- お金をもらい
- お世話になっている
- 部下が急に辞めると言い出す
- 理由もハッキリとしない
- 就業規則もガン無視…
あなたは部下に対して言いますよ。
シフトの関係もあるでしょ?
あなたが抜けたところは誰が入るの?
給料貰ってるんだから、そこはしっかりやらないと。
上司の立場で考えるとこうなる訳です。
退職することは労働者の権利です。
退職の自由
期間の定めのない雇用の場合(民法第627条第1項)
労働者には「退職の自由」がある。そのため、退職を希望する労働者は自由に退職することができ、退職の意思表示から2週間が経過すると雇用関係が終了(=退職)する。引用:日本労働組合総連合会 労働相談Q&A
しかし、施設や事業所にもルールがある訳でして、ある程度考慮しないとすぐに辞めさせて欲しいことを伝えて失敗しました。
引き止められる場合
上司にも予測できず、急な出来事だからです!!
今いる職員数でシフトを組み現場をまわそうとしているため、急に長期の欠員がでる退職という出来事にはすぐに対処できないのです。
ようは、このパターンです。
- 急に退職を申し出る
- 職員数がギリギリ
この2点です。
これを回避できるかどうかが鍵となります。
回避できないこともある
急に退職を申し出る
これは自力で回避できる問題です。
しかし、職員数がギリギリという問題は自力では回避できません。
次に入ってくるのを待つといいのかな?
ダメ!!絶対!!
見込めないことに希望を持つのは1番ダメ!!
自分が潰れちゃうよ!!
介護施設はどこもかしこも人手不足です。
実際には以下のような記事も出ています。
介護職の有効求人倍率は
過去10年で最高に
という記事です。
簡単に説明すると
求人が溢れかえっている状態
=どこも人手が欲しい状態
介護のニュース:JOINT
引用:介護のニュース:JOINT
入ってくる可能性はほとんど0です。
そのうえ、上司からは「あいつは絶対に辞めない」と思われます。
それだけは絶対に避けましょう!!
職員数がギリギリな場合は正面突破を図るよりも、正攻法で退職を攻略する必要があります!!
退職の失敗例
引き止めを食らうパターンを考慮せずに行動した結果を簡単にですがまとめました。
私は結果的には退職できたのですが、
希望日に退職出来なかったので失敗と言えます。
以下は私の体験です。
ちなみに、青が私、緑が上司です。
職員の退職が相次ぎ、1年のあいだに6人やめていきました。
年度が変わってすぐのとある日。
夜に上司から電話。
〇〇君が今日で辞める。明日夜勤に入って欲しい。
と連絡が。
一旦は受けましたが、前年度に職員がどんどん辞めていったことで職員数はギリギリ。
今度は私から電話。
なんで引き止めなかったのか。職員数がギリギリなことは分かってるばずですよね?
子供もいるので急な夜勤は困る。
そもそもなんで簡単にOKを出したのか疑問だ。
という事を話しました。
すると、
後輩自身が言いに来たのではなく、家族が職場に来て、辞める。明日から出社しません。もし、飲んでもらえないなら出るところに出ます。って言ってきたんだよ。
とのこと。
ここで頑張ってきた気持ちが
プツンと切れました。
私は電話の後、コンビニへ封筒と便箋を買いに行き、退職願いを書きました。
翌朝、
私はもうここで頑張る気力を無くしました。ここでは働きたくないので退職させてください。
と退職を申し出ました。
このあとは、
引き止められ、
退職願いは一旦預かり、
職員数が足りなくなるので、少しのあいだ助けて欲しい。
こういったことを理由に有給に入るまで
ずるずると3ヶ月程かかりました。
こうならないためにも以下から解説することを意識し行動してください。
計画を立ててから退職を伝える

じゃあ、どうすれば希望日に退職できるの?
就業規則を守る
退職の理由はハッキリと
この2つを守ること!!
どちらかを無視すると確実に引き止め、引き伸ばしを食らうので注意です!!
ではそれぞれ解説します。
就業規則を守る
そもそも就業規則とは?
賃金、労働時間、休日・休暇などの労働条件や服務に関する事項など、職場内で労働者が守るべき規律について定めた規則の総称をいいます。
引用:日本の人事部
この就業規則には施設にもよりますが、
大抵2ヶ月前に退職を申し出るとなっているかと思います。
本来、民法第627条に記してあるように正職員の場合は
希望の退職日の14日前に申し出ることで辞めることができます。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:e-GOV 民法第627条
2週間後には辞めれるんだね!!
言いたいことを言って無理やり辞めようとするとほんとにものすごくもやもやするんです。
やめて3年以上経つ今でも
もやっとするし、夢も見ます…
辞めたあとも精神的に楽でいたいなら、就業規則を守ることをオススメします。
それと、急な申し出てよりも、就業規則の退職について記載されている、〇ヶ月前を守ることでスムーズな話し合いができます。
自分もルールを守ることで交渉もしやすくなりますよ!!
退職を考えるのであれば、必ず就業規則を読んでください。
退職の理由はハッキリと
私のように、ここで働きたくない。というのもハッキリとした理由となりますが、もめる原因となる場合があります。
私がオススメする退職理由は、プライベートな理由にすることです。
シフトの調整をすれば解決できると思われます。
待遇面、給料upで解決されてしまいます。
こういった理由は対処されてしまいます。
もうひとつはキャリアアップを目指しているという理由です。
キャリアアップはその席があくまで望んでいる役職になれません。
役職で募集している求人があり、そのチャンスを逃したくないという強い気持ちを伝えることで引き伸ばしが難しくなります。
ポイントは今すぐにでも挑戦したいと意欲全開で伝えることです。
しかし、既成事実も必要になってきます。
施設名は話さないようにと言われていると誤魔化せますので、転職先が決まっていない場合はこちらで探しておきましょう。
ホワイトへの転職成功率が高い転職エージェントをランキングで紹介していますので参考にしてください。

同僚の辞める理由の実例
2例ありますが、どちらも共通点があります。
それは身体的な理由です。
こういった理由も辞めやすい理由の1つとなります。
めっちゃ健康だし
通勤も問題ない
腰痛はあるけど休めば良くなりそうだし…
なかなか理由が思いつかないよね…
こういった場合だと、なかなか決定打にかけてしまいます。
参考記事としてこちらを紹介します。
【介護職の退職理由】プライベートな理由で辞めよう!!例文紹介します!!
こちらの理由も利用価値高いですよ!!
退職代行サービスを使う
でも絶対辞めたい…
そんな人にもオススメの
退職代行サービスがあるよ!!
- 自分で退職を伝えられない
- 確実に引き伸ばしされる
- 無視、流される
こういった悩みもありますよね。
それらをお金を払うことで解決できるサービスが退職代行サービスです。
価格は3万円程と決して安くはありません。
しかし!!
確実に辞めれます。
最近は、介護職の方も利用することが増えてきているとのことで、サービスを提供する側からも利用をオススメする職種に介護が挙げられています。
唯一のデメリットはお金がかかること。
自分ではどうにも退職の交渉は無理だと思っている方には3万円以上の価値は確実にあります。
退職代行サービスについてはこちらで紹介していますので参考にどうぞ。
\相談はLINEで無料!!/
介護職の利用実績あり!!【退職代行ガーディアン】
まとめ
退職を申し出て引き伸ばしを食らわないためには2点を守ること。
- 就業規則を守る
- 辞める理由をハッキリさせる
必ず2つを守ること!!
退職の交渉を進めやすくするため
施設側の努力で改善できそうな理由やあいまいな理由であれば、引き伸ばしや引き止められる可能性が高いため
給料面、体力面といったことです
安いなら上げられる
辛いならシフトを減らすor休職
の対応も可能なため注意です!!
プライベートな理由で退職を申し出る
という方はどうぞ!!【介護職の退職理由】プライベートな理由で辞めよう!!例文紹介します!!
でも絶対辞めたい…
こんな人は退職代行サービスの利用を検討することもオススメです。
- 退職代行の利用を迷っている
- 介護職も利用出来るか不安
上記の悩みがあればこちらの記事を参照してみてください。介護職視点で退職代行を徹底解説!!
まとめた内容は退職が失敗に終わらないためにもぜひ参考にしてください!!
退職という最大関門をうまく切り抜けられると、あとはハッピーでいられますのでどうか、頑張っていただきたいです!
退職後の再就職先がお決まりではない方へ
ブラックを辞めた後も生活は続きます。
ブラック勤めをしていたのなら
- 介護スキル
- 現場をまわす力
- コミュニケーション能力
上記3つのスキルが格段に上がっているはずです。
それをホワイト施設(事業所)で活かすことができます。
ブラックからホワイトへ転職した私の感想は
仕事超楽しい
心からそう思っています。
ホワイトへの転職が確実に成功する転職エージェントをランキングで紹介していますので参考にどうぞ。

おわりに
介護の現場はとにかく人が足りません。
確実に引き止められる。または引き伸ばしを食らいます。
しかし、この記事にまとめてあることを実行できれば希望日での退職はグッと現実に近づきます!!
転職の前の1番の試練で難関です。
ここを切り抜けることができれば、
あなたはブラックとはおさらばです!!
私のような退職経験はして欲しくありませんから、私の失敗を踏み台にして、より高く跳躍できることを祈りおわりに代えさせていただきます。
では!!