年収を100万円上げるのって本当はすごく簡単なんです。
まだその方法を実践していない介護職の方はより生活に余裕を持たせたいと思っていませんか?
その方法を実践するまでの私も
と常々思っていました。
趣味や家族のために上げたいと悩みは様々です。
そこでこの記事では実際に年収を100万円上げた私が介護職の給料の上げ方をお伝えします。
給料が上がることで先々の不安を少なくできますのでぜひ参考にしてください。
結論は以下のものになります。
- キャリアアップ
- 勤続年数を伸ばす
- 夜勤を多くする
- 転職する
上記を難易度、即効性、確実性でまとめた表がこちら
難易度 | 即効性 | 確実性 | |
勤続年数伸ばす | 低 | ||
キャリアアップ | 高 | ||
夜勤を増やす | 中 | ||
転職 | 低 |
それぞれの方法を解説していきますので、自分に合う給料upの方法を選択し、お金に困らない生活を手にしてください。
それではいってみましょう!!
介護職の給料を上げる方法は4つ

給料を上げるための方法は以下の4つです。
- キャリアアップ
- 勤続年数を伸ばす
- 夜勤を多くする
- 転職
難易度、即効性、確実性をまとめると以下の表になります。
難易度 | 即効性 | 確実性 | |
勤続年数伸ばす | 低 | ||
キャリアアップ | 高 | ||
夜勤を増やす | 中 | ||
転職 | 低 |
表の順番で1つずつ解説していきます。
ちなみに私はこれの全てを行い、結果1番ストレスがなく年収を100万円上げた方法が1つだけありました。
早くその方法が知りたい方はこちらをクリックするとページ内ジャンプできますので時間がない方はどうぞ!!
勤続年数を伸ばす
難易度
即効性
確実性
介護職の平均勤続年数は6年ほどとなっています。
離職率が高い介護職の勤続年数の平均と他産業の勤続年数の平均と比べると約半分近い年数の違いがあります。
つまり、勤続年数による給料アップを実感しないまま介護職から離れてしまう場合が多いということです。
以下の表は平均的となっている介護職の勤続年数とその給料の変化です。
1年目 | 260,420円 |
---|---|
2年目 | 268,150円 |
3年目 | 275,690円 |
4年目 | 279,750円 |
5年目 | 286,510円 |
6年目 | 287,780円 |
7年目 | 292,390円 |
8年目 | 299,120円 |
9年目 | 299,320円 |
10年目 | 303,060円 |
表を見ると上がり方としては大きくありませんが、確実に給料があがっていっています。
10年目の年収は約360万円となります。
少しずつにはなりますが、勤続年数を伸ばすことは誰にでもできる給料アップ方法です。
即効性を重視している方にはおすすめできない方法ですが、将来的に給料アップさせたい方は地道に仕事を続けることで確実に給料が上がります。
キャリアアップ
難易度
即効性
確実性
介護職のキャリアアップの例は以下の通りです。

施設長 管理者 |
355,425円 |
---|---|
相談員 | 321,080円 |
主任 (勤続10年クラス) |
303,060円 |
平均の給料額なのでこれよりも多い場合もあるので、キャリアアップでの給料アップはかなり効果的です。
- 年数がかかる
- ポストが空くのを待つ
- 責任が増していく
- 1年間、社会福祉主事任用資格取得のため学習
- 2年間、相談員業務に従事
- 1年間、社会福祉施設長資格認定講習会の学習
計4年はかかります。
さらに現在の施設でその役職を目指すにはさらに、ポストが空くのを待つしかありません。
その上、役職につき、不祥事などがあれば全てあなたの責任となります。
「ただ、給料を上げたい」という気持ちだけでキャリアアップを目指すのは動機と責任が釣り合いませんのでおすすめできません。
そんなことよりも給料アップの方が大事だ。
という方は目指してもいいかと思います。
夜勤を多くする
難易度
即効性
確実性
- 最高額8000円
- 最低額4000円
となっています。
1回の夜勤での手当になりますので、月5回入った場合、最高額で計算すると月4万円です。
すぐにでも給料をアップさせたい場合、1番即効性がある方法となります。
- 生活リズムが崩れる
- 体調を崩しやすい
- 責任負担が増える
昼に休み夜に働くことになります。
そうすることで、生活リズムが崩れます。
家庭がある方は家族の時間が取りずらくなり、趣味活動がある方は無理にでも趣味に時間を割いてしまいがちになります。
そうすることで、体調を崩しやすくなり仕事を休まなくてはならなくなる場合もあります。
日勤帯よりも夜間帯の責任は確実に増します。
特に、転倒などの事故やご利用者の急変への対応をしなければならず、初期対応を間違うと責任問題に発展しかねない場合もあります。
給料アップの即効性はあり、効果も絶大ですが、それ相応のリスクもありますのでしっかりと考えてから実行に移すようにしてください。
転職
難易度
即効性
確実性
即効性、確実性が高く、難易度も低めです。
今悩んでいる給料以外の悩みも改善できるのも転職の魅力の1つです。
転職先の給与体系がどうなってるのかを調べるのも重要です。
医療法人や社会福祉法人が運営元であれば、公務員の給与体系(俸給表)に基づいて給料を設定している場合があります。
そういった場合の多くは定期昇給、ボーナスといった待遇面が充実しています。
一時的な給料アップはもちろん、継続的に給料が上がっていくので金銭面の不安は少なくなりますし、見通しがつきやすいです。
福祉は公共性の高いサービスですので、株式会社といった利益追求型よりも公的事業として運営している運営元の方が安定した給料が期待できます。
転職する時にはそういった運営元をしっかりと確認し、給与体系がどうなっているのかをしっかりと確認することが必要です。
給料アップさせた方法

- 勤続年数は平均を少し越えた7年
- キャリアアップで相談員になる
- スタッフが少なかったので夜勤も多め
この3つは同施設でおこなったことです。
結果は微増。
大幅に上げられた方法は転職でした。
では、実践してきたことをみてみましょう。
平均勤続年数並での給料up
まずは勤続年数ですが、給料の伸びとしてはあまり実感がありませんでした。
ボーナスも出ていましたが、1ヶ月分はなく初任給程度の金額でした。
介護職の平均勤続年数は6年ほどです。
年功序列が根強い日本の給与体系では勤続年数に伴って給料が上がっていく仕組みが多いのが現状です。
上がり幅は年に1000円から2000円ほどでした。
相談員へのキャリアアップ
基本給は5万円程上がりましたが夜勤が外れたためあまり実感なし。
職員の退職が相次ぎ、現場は手薄。
デスクワークをやりつつ、現場にもフルで入るような状態で精神的にはかなり辛い状況でした。
毎日、朝を迎えることが嫌になるような日々を送っていて給料どころではありませんでした。
当時の苦しい思いをまとめた愚痴記事です。今の職場で辛い思いをされているなら参考になるかと思います。

夜勤の回数が増える
退職者が増えたことで相談員をやりながら夜勤をした時は少し給料が上がった感触がしました。
心の平穏を取り戻すためにも夜勤には少し救われていました。
やればやるだけ給料が増えたので夜勤が好きだ。という方にはおすすめの方法です。
自分の意思で増やすのには賛成できますが、私のように職員数が少なく仕方がなく夜勤の回数が増えることには反対です。
退職者が相次いでいる時にはしっかりとその理由を考えて次の行動を起こす準備が必要となっているケースが多いです。
あなたの職場は大丈夫ですか?

給料が大幅に上がったのは転職
下記の給料を上げる方法全てを実践しても年収100万円アップには程遠いのが現実でした。
- 勤続年数は平均を少し越えた7年
- キャリアアップで相談員になる
- スタッフが少なかったので夜勤も多め
1番給料を上げることができた方法は転職でした。
理由は、転職1年目で既に年収100万円アップを達成。
その後も定期昇給がありましたので、給料の額は右肩上がりです。
現在で4年目ですが、介護職の平均年収350万円は余裕で突破しました。
給料を上げる方法で効果的なのは転職

結論は転職したほうが確実に給料が上がります。
以前勤めていたところはブラックと言われる環境そのものでした。
ブラックで自分の将来を良くしようとしても絶対に良くなりません。
実践した私が言うので間違いありません。
だったら、今よりも給料が上がる施設(事業所)へ転職し、また1から頑張る方が圧倒的に楽で楽しいです。
転職は人生を面白いくらいに変えてくれます。
介護職が転職すべき理由をまとめています。
転職に積極的になれていない方はぜひ読んでみてください。

辞めるのも立派なキャリアアップにつながる
今の職場を辞めることもキャリアアップにつながります。
より良い条件の職場は確実に給料が上がりますからね。
しかし、転職するには「退職する」という壁があります。
退職という高い壁を確実に越えられる理由はありますか?
適当な理由では、常に人手不足の現場を辞めるとなれば引き止められる可能性がかなり高いです。
そこで、しっかりとした理由を準備して退職の意思を伝えることが重要です。
理由の例文を紹介した記事を準備していますので、職場探しと並行して退職への準備も進めていきましょう。

介護職の給料は簡単に上げられる
介護職の給料の悩みの声は多いです。
しかし、政策で介護職の給料もあがってきています。
今後も上がってくることも考えられますが、給料が低い現状から上がったとしても低いままです。
その恩恵をしっかりと受けるためには給料が高い施設(事業所)へ転職することがおすすめです。
介護職の給料は低いというイメージを自分が抱えていてしまっては変えることができません。
自分から行動し、変えることができる悩みですのでぜひ最良の選択ができることを願っています。
では!!